生前にお葬式の準備となると、抵抗があったり、準備をしておこうということ自体を思いつかなかったり、ということがほとんどです。ただし、葬儀のトラブルが後を絶たないことから、最近ではトラブルを回避するため、そして納得のいく葬儀を行うためにも、事前に心構え・ご相談される方が増えてきています。
いざ、葬儀となると大切な方を失った悲しみから、途方にくれてしまったり、慌ててしまうものです。 みなさんが抱えていらっしゃるご心配なこと、ご不安なことが、少しでも納得、安心にかわるように事前にチェックしておかれるとよいことをまとめてみました。

1.いざ、というときの連絡先
親族   友人   会社   その他
いざ、というときには誰もが慌ててしまうものです。本人に会わせたい人の氏名・間柄・住所・勤務先などの連絡先を事前にまとめておくと安心ですね。

2.どんな葬儀にしたいか(葬儀の種類)
火葬のみ   家族葬   一般的な葬儀   社葬  
どんな葬儀にしたいですか?とたずねてすぐに応えられる方はほとんどいません。費用を抑えてとか、身内だけでとか、最初は何となく漠然とでよいのです。全く想像できなくても心配いりません。本人が何を希望しているのか考えてみましょう。不安や心配なことがあれば相談員が親身に相談にのります。安心してください。

3.お葬式の人数(親族や参列者など)
10名   30名   50名   100名
人数がだいたいわかると葬儀を行う場所もおおよその検討をつけることができます。20名超えないとかあるいは50名超えないとか、その程度の把握で最初はよいのです。

4.葬儀の形式(宗教)
仏式   神式   キリスト式   無宗教
無宗教にした場合、「お経よんであげてほしかったのに・・・」と後々のご親族とのトラブルにならないように事前に理解をもとめておくのもひとつの方法です。無宗教の方でも、お坊さんに読経してもらうのであれば仏式になります。

5.ご遺体の安置先
自宅   斎場や葬儀社など他の場所
お亡くなりになった後、ご遺体を何処に安置するのかということは、とても重要です。マンションや集合住宅等の場合、ストレッチャーといってご遺体を載せて移動する車がエレベーターに入らないなど、ご自宅に安置することが物理的に不可能な場合もあります。

6.お葬式を行う場所
自宅   斎場(公営・葬儀社・寺院)
最近は、施設的なことや葬儀そのものの準備、食事等の接待などを身内や親族の方にお願いするわずらわしさから逃れるために斎場を利用する人が増えています。しかし、まわりへの気遣いなど大変さはありますが故人の住み慣れたご自宅で行うのも感慨深いものです。

7.お葬式をお願いする葬儀社※1
決まっている   決まっていない
互助会や共済などを利用する場合は、実際の祭壇の写真、料理の写真などみせてもらい希望を伝え実際にはいくらかかるのかあらかじめ見積りをもらっておくとこんなはずではなかった。ということにはならないでしょう。
※1)お葬式をお願いする葬儀社が決まってなく、どうしたらよいのかわからない場合は、お気軽にお問合せください。相談員が葬儀社と打合せをする前の心得やお見積りについてのアドバイスをいたします。また、お葬式情報ねっとから葬儀社をご紹介をしたからといって、その葬儀社に必ず依頼をしなければいけないということではありませんのでご安心ください。納得いくまで比較検討されてください。

8.宗教者へ連絡(お付合いがある場合)と宗旨宗派
ある   なし
お付合いのある僧侶や牧師、神父がいらっしゃる場合は、葬儀の日程を決定する際に各先生方の都合も考慮する必要がでてくることもあります。トラブル回避のためにも事前に連絡先を確認しておくことが大切です。

9.お葬式にかける予算(自分の考え)
およそ        万円位
葬儀費用は本当に分かりづらいものです。参列人の人数や祭壇の種類で驚くほど変わってきます。予算をたてるのも難しいかもしれません。ご自身の考えがあるようであれば、事前に葬儀社へ伝えることは大切です。もし、わからなければ最初は漠然と予算をきめ実際に葬儀社からの見積りを見比べながら徐々に絞り込んでいくのもひとつの方法です。

10.本人が亡くなってしまったら、どうしたらよいかわからなくなってしまうものがないかどうか
預金通帳、生命保険証など   趣味の書籍、骨董品、コレクション、アルバムなど
金融機関では、本人が死亡したことを知った時点で、預貯金等は一切引出せなくなってしまいます。相続人全員の承認があって、はじめて動かせるようになるのです。印鑑や通帳、貸金庫の鍵や暗証番号などあらかじめ本人に遺言しておいてもらうと安心です。また、趣味の書籍や骨董品、アルバムなどどう処分したらよいのか判断しにくいものです。それらも事前に遺言しておいてもらうとよいでしょう。

11.その他 万が一の際、葬儀社から訪ねられること
故人の生年月日・住所・年齢・経歴   家紋   喪主・世話役などのスタッフ
万が一の際には、多くのことを葬儀社からたずねられ、準備しなければなりません。そのため、ゆっくりお別れする間もなく気がつけば葬儀が終っていたということが多いのです。事前にまとめておくことで、それらを少しでも回避したいものです。

最近では、エンディングノートといって自分の要望をノートへまとめておりたり、遺言書を作成される方がふえてきていました。 捕らえ方として、万が一の時に備えておきたいということもあるでしょうし、そうしておくことでどういう人生を送りたいのかというビジョン(将来を構想する)をもつことにもなるでしょう。私たちの人生は誰にでも限りがあります。「最期まで自分らしく」あるために、どんなリスクがあるのかを考えそれに対するも備えや準備をしておきたいものです。